2021年、2022年と新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止していた
只見ふるさとの雪まつりがいよいよ今週末に開催されます。
只見町の人にとって、雪まつりは長い冬の中の大きな楽しみの一つ。2日間たくさん食べて、遊んでびしゃびしゃに濡れて家に帰るお祭りでした。そんな雪まつりも今回で第50回を迎えます。子どものころ、お正月のあとは雪まつりを楽しみにして過ごしていたことを思い出します。
只見町で発行している広報を調べてみましたが、第1回から第3回までの記述を私は見つけられず、第4回、第5回、第9回の記事をとっておいたものがありましたので、少しご紹介します。
第4回は昭和51年、1976年開催でした。現在の只見駅前には、只見中学校があり、その校庭が会場になっていたんですね。巨大なかまくらとさいの神(オンベ)が燃えている写真です。最初は自衛隊の方が会場づくりに協力されていたそうです。
ジャンボかまくらの中でこたつに入って甘酒を飲んだり、中学生が全員雪像づくりに参加したり、と町民総出のお祭り感が出ています。
第5回の様子。メインステージの雪像が大きくなって、人手も前の年よりも増えて2万人に。只見ふるさとの雪まつりが2万人の人出、というのはこの頃からのようです。自衛隊のパレードなどもあったんですね。歌謡ショーも。
第9回は昭和56年、1981年に開催されていました。これを見ると花火が上がっていますね。この冬は戦後最大と言われた豪雪だったようで、人手も少し減っています。親子ソリ競争なんか、今やっても盛り上がりそうです。子どもたちの雪像の完成度が高くて驚きます。
さて、今年はメインステージが只見線がテーマということで、只見線の撮影スポットでもあるあの場所が雪で再現されるようです。ライトアップした雪像は明日の夕方から見られます。
昨日、町内にある3つの小学校が会場で雪像づくりをしていました。会場に行ってからぜひ全部見てほしいのですが、1つ只見線といえば、というキャラクターが完成していました。
眉の彫りが深くて困った感じにも見えますが、なでなでしたくなるかわいいキハちゃんです。どの小学校も全校生徒を合わせてそれぞれ40名程度ですが、1年生から6年生までみんなでアイデアを出し、一生懸命作った雪像が会場に並んでいました。
明日からいよいよ只見ふるさとの雪まつり、開催です。皆さまのご来場をお待ちしております。あったかくして、気を付けていらしてください。
只見町役場駅前庁舎を目指して来てください。
駐車場に誘導されますので、駐車場から会場へは、シャトルバスで移動できます。